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防災グッズ(非常袋編)

防災グッズとして必要なもの


首都圏で地震が確実にあると言われ続けながらも、いざという時のためにしっかりとした準備をしている人は少ないのでは?
「準備はしたけど、何年もそのまま」という人も多いのでは?
かく言う私もそのうちの一人。そこで、一念発起(ってほどでもないですが)防災グッズを改めて揃えてみました。
その経験で得た知恵や情報などをお伝えしようと思います。

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防災グッズと言っても二通りあります。
 1.家庭の中に備蓄しておくもの。
 2.非常時に持ち出す「非常持ち出し袋」。
前者は、日常の買い置きの他に、災害後のライフラインが途絶えた状況の中で、自宅で生活するために備えておきたいものになります。
後者は、自宅が崩壊するなどして避難所で生活しなければならない時の当面の生活維持に必要なものになります。
今回は、後者の非常袋の中身についてお話したいと思います。

非常袋の中に入れておくもの

写真で見ていただくとおわかりのように、結構たくさんのものが必要ですよね。
これで、2名3日分になるんです。
重量的には、13〜15キロ位。
男性でも重いと感じるくらいなので、女性がこれを背負って逃げるのは大変。(というか、無理)
実際には、この中の重い物は男性用、軽いものは女性用のリュックに詰めるようにしたらいいかと思います。

では、中身ですが大きく3つに分かれます。
 1.非常食
 2.医薬品やサニタリー
 3.あると便利な防災道具

非常食

写真のものは、レスキューフーズから出ている「一日セット スタンダード 2300g」
熊本地震の時に避難所で配られたもので、中に調理用の発熱剤も入っているので、温かい食事を摂ることができます。
寒い時期の避難では、食事が温かいということは、体にも心にも必要なことですので、おすすめです。
ただ、重いというのが欠点で、ライトで1.8kg、スタンダードで2.3kg、カロリーアップで2.9kgになります。
また、1日分の食事として、1食1000円以上になるのは、ちょっと高いかな。
あと、非常袋に入れる時は、箱から出して中身のみ入れることで省スペースになります。

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一般的には、お湯や水を注いで膨らますアルファ米の非常食があります。
これなら軽量ですので、女性向けですね。
アルファ米も今は結構美味しくなっていて、私的には、尾西食品のアルファ米がおすすめです。
味は12種類あって、飽きないことも大事だと思います。
余談ですが、ネット上では、¥3,700〜¥7,100とかなり幅が有りますので、よく調べて購入するといいと思います。

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その他に必要なものとしては・・・

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・水
これは必需品で、成人で1日1リットルが目安ですが、一番重たいものなので、ご自分が普段飲む量+料理に使う(アルファ米に入れるなど)量で調整してください。
割高ですが、500MLのペットボトル数本のほうがいいと思います。

・ペットフード
案外忘れてしまうので、必ず3日分以上用意してあげてください。お水も忘れずに。
実は、避難所ではペットフードは配給されません。(当然かな)
なので、余裕がある限り多目でいいと思います。

・ドリンク
コーヒーなどの嗜好品は、気持ちを癒すためにもあったほうがいいと思います。
チョコレートは、カロリーが高いのでよく勧められますが、喉が渇く感じがするので、私はおすすめしません。
スポーツドリンクのパウダーは、軽くて栄養補助にもなるので夏場にはおすすめです。ちなみに写真のものは57円と安いです。

・お菓子
パウンドケーキや乾パンの缶詰なども、非常食のセットによく入っていたりします。
軽いのはいいのですが、案外大きいので、その辺のバランスを考えて選びましょう。

・インスタントラーメン、カップラーメン
非常食ですぐに頭に浮かびますが、調理のためにたくさんの水と熱量が必要になるので、家庭での備蓄にはいいですが、避難用には向かないかと思います。

医薬品やサニタリー

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写真に写っているもの全てが必要というものではありませんが、それぞれ大きなものではないですし、何か有った時のダメージは大きいので、いざという時のために用意しておいたほうが安心できます。

上から順番に
・エチケット袋
・簡易トイレ
非常用のものは高いので、カー用品店や100円ショップが安いです。

・携帯カイロ
冬場だけでなく、春や秋でも夜や雨天時は寒いので、必需品です。少し多めに用意しましょう。

・湿布薬
避難時には思わぬ怪我をする確率も高いので、有ったほうがいいでしょう。

・除菌ウェットシート
・マスク
個別包装のものが使いやすく、衛生的です。
マスクは3日分として3枚は用意しましょう。

・手ピカジェル
災害時は衛生面のレベルが下がりますので、これらも必需品です。

・鎮痛薬
解熱や炎症防止にも使えます。よくある体調不良の3つを抑制してくれますので、最低これだけは用意しましょう。

・虫よけスプレー
お線香などは、他の方の迷惑にもなりますので、こちらのほうがいいと思います。

・ウェットケア
口内が乾いた時の非常用口腔内保湿剤。
水の消費を抑えたり、睡眠中の乾きに備えます。特にお年寄りには備えてあげてください。

・応急セット
救急絆創膏、消毒液、コットン、ガーゼ、包帯、綿棒、応急処置ガイドブック

防災用は何かと余計なものが入っているし、ハサミなどはおもちゃで使えませんので、日常用の少量がコンパクトにまとまっているものがおすすめです。
勿論、個々バラバラに買ったり、家にあるものを集めてもいいと思います。

・冷却材
叩けば冷える瞬間冷却剤は、実は3時間くらいしか持ちませんので、ジェル式の貼るタイプの方がいいです。

・液体歯磨き

写真には写っていませんが、歯磨きはぜひ用意しておきましょう。水が不足するので、水歯磨きや歯みがきシートが便利です。
3日位歯磨きしなくても死なないと思われがちですが、衛生状態の悪い環境では、口内菌が健康に影響をおよぼすことが懸念されます。
特にお年寄りは肺炎などの原因にも成りかねません。
参考サイト:http://jp.sunstar.com/bousai/top.html

・その他
日常飲んでいる薬や、よく使う薬なども忘れずに。
ここには写っていないですが、耳栓も有ると便利です。(避難所ではいびきがうるさくて寝れないということが多いようです)

あると便利な防災道具

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写真に写っているものを上から順番にご説明します。
・トイレットペーパー
避難所備え付けはすぐに無くなるようです。

・ビニールシート
一人分として半畳もあれば足ります。

・結束ベルト
以外なものですが、荷物の結束は勿論のこと、丈夫なので繋いで紐の代わりにしたり、盗難防止や救護用途など、あるとなにかと便利です。

・ヘルメット
勿論、防災頭巾でもいいですが、耐衝撃などの保護力はこちらのほうが格段に上です。

・寝袋

防災セットにはお約束のようにキラキラのアルミシートが入っていますが、寝返りでガサガサするし、背中は出るしで熟睡できません。
また、寝袋に包まれて寝る安心感はひとしおです。
アルミシートよりは大きいですが、BUNDOKのマイクロ ファイバー シュラフ コンパクトなら、3シーズン対応で、収納時サイズ26×15×15cmとコンパクトですので、おすすめです。

・ブランケット
特に絶対ではありませんが、避難所生活では、こういった膝に掛けるものがあると安心感にもつながります。

・雨具
きちんと丈夫なものより、コンビニで売っているもののほうがコンパクトでいいと思います。
尚、体が濡れると極端に体力を消耗したり、時には体調を崩したりしますので、極力、雨に当たらない場所に避難しましょう。

・紙皿
2、3枚で大丈夫です。使う時は、洗わなくていいようにラップを敷いて使います。

・折りたたみ座布団
避難所の硬い床ではお尻が痛くなってたまりませんので、有るといいでしょう。
寝る時の枕にもなります。

・手ぬぐい
2枚くらい有るといいでしょう。できれば目立つ色がいいと思います。

・非常用簡易寝袋
寝袋があれば必要ありませんが、コンパクトなので、1個くらい持って入れば、寒い時に寝袋の中袋にすると格段に温かいです。

・手袋
軍手の他に、革手袋が有ると瓦礫の撤去時に安全です。また、衛生用ラテックス手袋があれば、けが人の手当や汚物処理時に有効です。

・折りたたみバケツ
必須ではありませんが、水汲みの他に物入れなど、配給品の受け取りにも使えます。
防災グッズ-9・ペチャンコ水筒
水汲み用には、こちらのほうがコンパクト軽量なので、おすすめです。

・ガムテープ
避難用具の定番ですが、紙製は弱くカットもしづらいので、布製のほうが丈夫でカットもしやすいです。
また、布製であれば、一時的な止血などにも使えます。

・ビニール袋
ゴミ袋の他に、コンピニなどの買い物袋は取っ手が有るので、水汲みや整理整頓など何かと便利です。小さめのチャック付き袋もあると小物の整理整頓に便利です。
整理整頓は、ものの紛失防止につながります。

・LEDランタン
チョットかさばりますが、懐中電灯では広く照らすことができないので、生活用の光源としてあるといいと思います。

・ラップ
先の紙皿に敷いて使うことで洗う水や洗剤が不要になりますし、怪我の包帯代わりにもなるなど、用途は広いので、是非用意したいものです。

・アルミホイル
保温や鍋、細い筒状にして油に挿してコンロを作ったりなど、さまざまな工夫ができます。
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・防災ガイド「東京防災
その内容が充実しているので、都民だけでなく誰にでも有益と評判になっている東京都の防災手帳です。
参考サイト:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l300.htm
今では、全国の書店で1冊140円(税込)で販売しています。
参考サイト:http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/1002317/index.html
また、電子書籍としての無料配布も行われていますので、予めタブレット端末等にダウンロードしておけば、災害時にインターネットに接続せずに読むことも可能となります。
参考サイト:http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/1002211/1002542.html
多言語対応については以下のサイトをご覧ください。
参考サイト:http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/1002260/

・テレホンカード・小銭
あまり必要ないかも知れませんが、自販機や公衆電話用に小銭などを用意しておきましょう。10円と100円があれば間に合います。

・免許証などのコピー
災害時に自動車を運転することはありませんが、身分証明にもなるので、免許証と保険証のコピーは携帯しておきましょう。
銀行口座等の重要な番号や緊急連絡先などもメモしておきましょう。
お薬手帳のコピーが有ると、診察の時に役立ちます。
また、これらのものは、パウチ加工しておくと水に濡れてもグシャグシャにならないのでいいと思います。

・筆記具
ペンの他、小さなノートが有ると張り紙などに便利です。また、避難生活は案外退屈な時間が多いので、暇つぶしや気分転換にノートが役立ちます。

・懐中電灯
懐中電灯は、電池持ちが良く明るいのでLED式にしましょう。ただし、明るいものは消費電力も大きいので、無駄に明るいものは避けましょう。勿論防水型にしましょう。
写真右側のものは、小型電池内蔵で200時間(丸8日)点灯するもので、懐中電灯の他に、取っ手の部分が赤く光り水に浮くので、要救難時にあると便利です。
尚、懐中電灯などの電池は、必ず外しておきましょう。入れっぱなしは液漏れの原因になり、いざという時に使い物になりません。
その横は、ルミカ(発光ライト)で、12時間点灯するものです。軽量なので、1本持っていてもいいと思います。

・電池
懐中電灯などの予備バッテリーとしての他、必要なサイズを用意しておきましょう。
予備のバッテリーは必ず密閉できる袋に入れておきましょう。液漏れした時に他のものを汚さなくてすみます。

・携帯用充電器
携帯は、通信は勿論のこと、情報収集、娯楽など、今や無くてはならないアイテムですので、電源が絶えないように準備しましょう。
充電して使うものや電池式のものがありますが、電池式は、半分くらいしか充電できない場合も有りますので、充電して使うもののほうがいいと思います。
よく手回し式のものが有りますが、回すのにけっこう疲れるなど、大きさの割に果たせる能力が低いので、充電器のほうがサイズパフォーマンスは高いです。手回しにするくらいなら、太陽電池式のほうがまだ良いです。

・ホイッスル
瓦礫に閉じ込められたり、人手を呼ぶ時に必要です。すぐに使えるように体の前側にカラビナなどでぶら下げておきましょう。
また、いざという時のために、事前に吹く練習をしておくことをおすすめします。
防災用は値段が高いので、アウトドアグッズで、少しの息でも音量が大きいものを用意しましょう。ちなみに写真のものは、500円程度のものです。

・十徳ナイフ
なんとなくあると便利と思いがちですが、実は個々の道具が小さいので、実用上はそこそこです。小さいので、有ってもいいかなというくらいのアイテムです。

・はさみ、カッター
むしろ、この2つは丈夫なものを用意しましょう。道具の中でも最も利用頻度が高く、携行必須です。
特にカッターは、かならず大型のものにしましょう。

・チャッカマン
ライターでは手が熱くなって困る時があるので、こちらのほうが着火には使いやすいです。
100円ショップなどで、小型のものを選びましょう。

・カラトリー
割り箸、フォーク、スプーンが、一人各2個ずつあればいいと思います。決して使い捨てにしないようにしましょう。

・携帯バック
必ず必要なものではないですが、配給品など用に何か物入れが一つあると便利です。

・ろうそく
最近はLED照明が普及してきたので、必須道具でなくなってきましたが、調理用熱源として有効なので、防災用長時間点灯のものを是非装備しておきましょう。

100円ショップは有効

これらの用品を防災グッズで揃えると、結構高価になります。
めったに売れない防災用品ですから、価格が高くなるのは当然です。
また、中にはおもちゃのような使えない道具が入っていることも、けっこうあります。
賢く揃えるには、100円ショップやカー用品店、アウトドア用品店なども回ってみてください。
同じものでも、安くて良い製品を見つけることができるでしょう。

以上の装備品のなか、100円ショップで買えるものをまとめてみました。
写真に写っているもの全てが100円ショップのものではありませんが、調べた所、同じ内容のものが100円ショップで求めることができるものです。
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完成!

以上の物をリュックに詰め込むと写真のようになります。(水は2Lのペットボトル1本にしました。他にも一部省略したものもあります。)
防災グッズ-5すぐに使うものは、サイドポケットに入れたり、ファスナーの直下に入れましょう。
これで、13Kg。
背負うと結構重たいです。

防災セットについているリュックは、肩紐が細く肩が痛くなるものや重心が後ろになって背負いにくいものばかりなので、できるだけ、市販のリュックにしましょう。
登山用のリュックは重心バランスが良く、締めるベルトが荷物を安定させるなど、同じ重量の荷物でも楽に背負うことができ、避難を助けてくれます。
また、できれば自立する形状のものが使いやすいです。転ぶものは、荷物の出し入れがしづらく意外と使いにくいものです。

その他

写真には写っていませんが、こんなものも必要です。

・携帯ラジオ
防災グッズの筆頭に上げられますが、今は携帯で情報収集できるので、必須ではなくなってきました。重さや電源確保を考えると無くてもいいかも知れません。

・赤ちゃん用品
乳幼児は体力がなく、衛生状況の悪い環境では特に注意が必要です。
おむつや食事にしても特別なものが必要ですので、成長に合わせて、非常持ち出し品を“毎年”点検するようにしましょう。

・高齢者用品
高齢者も乳幼児と同じように、衛生状況の悪い環境では特に注意が必要です。
体力がありませんから、とかく体調を崩しがちですので、体を冷やさないように毛布やブランケットなども用意しましょう。
また、精神的にも弱いですので、心のケアになるような食品や用品も備えて下さい。

・避難所で過ごす時に便利
ニュースなどで聞いたことが有ると思いますが、避難所での生活が長くなると、そのストレスで体調を崩す人が大変多くなります。
それを少しでも緩和できるように、今までご説明した装備品の中にも、心を安らげるものを入れるようにしました。
ほかにも、アイマスクやエアー枕、スリッパ、水なしでも髪の毛を洗えるドライシャンプー、着替え用の下着などがあると、辛い避難所生活を和らげるのに役立ちます。

いかがでしたか?
備えあれば憂いなし。
災害は、忘れたころにやってくる。
いろいろな格言が有っても、実行しなければ何にもなりません。
最近は、ネット通販でも在庫切れが出ている商品も有りますので、危機感は高まっているのだと思います。
是非参考にしていただき、いざという時、いや、明日にも起こるかもしれない災害に一刻も早く備えてくださいね。

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