味覚の秋、BBQにもピッタリの季節ですね。
肉や野菜を豪快に焼くBBQ・・・でも、せっかく気持ちのいい屋外での食事ですから、ちょっと変わった料理を作ってみませんか?
編集長の趣味でもあるBBQでは、オリジナルレシピも含めてアウトドアにピッタリの料理を作っています。
今回は、先日行ったBBQ会で作ったアウトドア料理を中心に、簡単でご家族で楽しめるレシピをご紹介したいと思います。
お肉を焼く以外に一品加えるだけでも、いつもと違ったBBQになると思います。
薬味たっぷりのかつおのたたき
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かつおのたたきは、藁を燃やした強い火力で、一気に表面だけ焼くのがコツ。
でも、BBQの会場でそんなに炎を上げることはできませんので、BBQコンロで炭をおこした時の、はじめの強い火力を利用してカツオの柵を炙ります。
表面に焼き目が付いたら、中まで熱が通らないようにすぐに氷水で締め、刺し身切りにします。
これに、みじん切りにした以下の薬味を、カツオが隠れるくらいにたっぷりとかけます。
そして、なんとその上にバルサミコベースのドレッシングとマヨネーズをかけます。
オリジナルレシピですが、毎回大評判のメニューですので、ぜひ一度お試しあれ。
薬味:ニンニク
1 生姜
2 みょうが
3 青じそ(細切り)
4 わけぎ(万能ねぎでもOK)
5 ブロッコリースプラウト(かいわれでもOK)
シュラスコ
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ももやランプなどの塊肉(写真は1kg)の表面に塩(岩塩系)を摺りこんで、燠火でじっくりと焼きます。
燠火(おきび):炭の表面が白くなりかけた頃の火力で、BBQで肉などを焼くときの基本的な炭の状態です。
表面がこんがり焼けたら、焼けたところからそげ落とすようにスライスしたり、レアがお好きなら中まで火が通っていなくてOK。(写真はちょっとレアすぎ)
以下の材料をみじん切りにして混ぜたビネガーソースをかけていただきます。
ビネガーソース:ピーマン(パプリカも色的に綺麗)
1 玉ねぎ(できれば甘みの強いもの)
2 トマト(味の決め手になるので、甘味と酸味のバランスのいいもの)
3 白ワインビネガー
4 塩、コショウ
スペアリブ
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豚のバックリブ(写真は約1kg)の表面に塩(岩塩系)を摺りこんで、燠火でじっくりと焼きます。
バックリブは、背中(ロース)側の骨付き肉。スペアリブよりも脂が少なく柔らかい、アメリカのBBQでポピュラーなお肉です。
表面が程よく焼けたら以下のソースを塗って、焦げないように注意してもう少し焼いてください。
スペアリブでは、漬け込んでから焼く方法もありますが、こちらの方法も簡単で美味しくいただけます。
また、脂の少ないバックリブと爽やかなオレンジの香りで、日本人にも食べやすいBBQです。
マーマレードソース:焼肉のタレ(お好みで辛口、甘口どちらでもOK)
1 マーマレードジャム(できればオレンジの甘みだけで作られたもの。砂糖が入っていると焦げの原因になります)
ホンビノス貝
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ホンビノス貝はアメリカではポピュラーな貝で、最近、船橋周辺で多く採れるようになった大変美味しい貝です。
ハマグリのように美味しい出汁が出るので、大粒(LLサイズ)のものは網の上に乗せてそのまま浜焼にしてもいいですし、中粒(L、Mサイズ)のものは、酒蒸しなどにすると美味しくいただけます。
浜焼:網の上にそのまま乗せて焼きます。口が開いたら、醤油とバターや刻みネギなどをお好みで入れて食べます。
焼き過ぎると固くなるので、開いたら手早く食べるのがコツです。
ワイン蒸し:鍋にホンビノス貝を入れ、ニンニクのみじん切りと刻みネギ、醤油を小さじ1程度、ワインを1〜1.5カップ程入れて蒸します。火を通しすぎるとせっかくのプリプリ感が損なわれますので、半数以上の貝が開いたら火を止め、余熱で他の貝が開くのを待ちます。開いていない貝も熱が通っていますので、ナイフで貝柱を切ってやればすぐに開きます。
エスニック風酒蒸し:上記と同じ作り方ですが、刻みネギの代わりにパクチー、醤油の代わりにナンプラー、ワインの代わりに日本酒や紹興酒を使います。BBQの他のメニューにはないエスニックな味わいが楽しめます。
尚、ホンビノス貝は、”mama kiss”のブログから購入サイトにリンクしていますので、ご利用ください。
秋野菜のホイル焼き
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秋野菜のホイル焼き:BBQで野菜焼きといえば、薄切りにした野菜を網の上に乗せて焼いたり、串に挿して焼いたりするのが一般的ですが、この方法ですと、野菜の水分が抜けてしまい、せっかくの野菜の甘みや旨味などが損なわれてしまいます。
そこで、今回は100円ショップで売っているアルミのバットに秋野菜を並べ、ホイル焼きにしてみました。
味付けは、醤油とバターだけで十分です。
焼きとうもろこし:焼きとうもろこしは皮のまま遠火で焼くのがコツで、皮に包まれていることで水分と旨味が逃げることがなく、美味しく焼きあがります。
皮が真っ黒焦げになるまで焼くのが目安です。
ピュアホワイトやグラビスは生でも美味しい品種ですので、丸焼きに適した美味しいとうもろこしです。
焼きなす:焼きなすには、九州産の大長茄子を使います。大長茄子は、皮はややしっかりとした固めですが、中の果肉は柔らかく、九州では焼きなすにして食べることが多い品種です。
その大きさにびっくりされるのも、演出として面白いのでは・・・。
アルミホイルに包んで遠火で焼き、押して芯を感じない程度に柔らかくなったら焼き上がり。醤油と鰹節をかけていただきます。
オリジナルちゃんちゃん焼き
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北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」。一見難しそうなこの料理も実は簡単で、特に屋外で作るBBQにはうってつけの料理なんです。
今回はアトランティスサーモン半身を使いましたが、スーパーなどで売っている切り身でも大丈夫です。
但し、必ず塩ジャケでなく、生のものを使ってください。
味の決め手は味噌です。
赤味噌をベースに、その半量の白味噌、更に半量の甜麺醤(てんめんじゃん)を混ぜ、お酒と少量のごま油で伸ばします。お好みで、チューブ入りのニンニクや万能ねぎのみじん切りを入れると風味が増します。
はじめにシャケの上に混ぜた味噌をたっぷり塗り、その周りに、じゃがいも、人参、玉ねぎ、きのこ類、ニンニクなどの野菜を並べ、最後にフタをするようにキャベツを覆い被せます。
じゃがいもや人参は火が通りにくいので、小さめに切ることがコツです。
材料を並べた大皿や鉄板をアルミホイルで覆い、火にかけます。
アルミホイルは、キャンプ用の厚手のもののほうが使いやすいです。
湯気が出てきてしばらくしたら野菜に竹串を差してみて、中まで柔らかく火が通っていたら出来上がりです。
アルミフォイルを開き、おこのみでバターを加え、味噌、ジャケ、野菜を混ぜ合わせてからいただきます。
味が薄ければ、塩を降って調整してください。
パエリア
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パエリアも、実は意外と簡単に作ることができます。
お米は無洗米でもいいですが、できればタイ米(ジャスミン種)が適しています。
パエリア鍋かフライパンでみじん切りにした玉ねぎを炒めます。
透き通ったら、そこにお米を入れ、平らにならします。
お米が5〜8mmくらい隠れるくらいの水を入れます。
サフランは高いですし、味付けを別にしなくてはならないので、市販のパエリアの素を使います。
これで、誰でも失敗することなく作ることができます。
あとは、その上に以下の様な具材を綺麗に並べます。
具材:パプリカ(彩りが綺麗になりますので2色以上)
1 ニンニク(かけら状態)
2 鶏の手羽元(骨付き肉のほうが美味しくなります)
3 ムール貝(美味しい出汁が出るので理想的ですが、あさりでもOKです)
4 エビ(頭ごとのほうが美味しい出汁が出ます)
5 イカ(輪切り)イイダコでも代用できます
6 しめじや舞茸
7 いんげん
8 プチトマト(酸味付けになります)
9 レモン(必ず防腐剤を使っていないものにしましょう)
0 スイートバジル
材料を並べたら、アルミホイルで包みますが、蒸気が漏れないようにぴっちりと包むことが秘訣です。
鍋を火にかけ、蒸気が減ってきたら時々耳を澄ませ、匂いに気をつけてください。
お米が焼けてピチピチという音がしてくるか、焦げる香りがしてきたら出来上がりです。
味が薄ければ、塩をふって調整してください。
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